日本レコード大賞 日本有線大賞 日本ゴールドディスク大賞 JASRAC賞

日本レコード大賞

1959年、3人の作曲家(古賀政男、吉田正、服部良一)から日本でもっとも権威ある商業音楽の音楽賞「日本レコード大賞」が始まった。
主催は社団法人日本作曲家協会と日本レコード大賞制定委員会、後援はTBSである。

アメリカのグラミー賞をヒントとしたものだったが当初は地味なもので、肝心の放送時間も日中の1時間程度ということもあり視聴率は3%程度とぱっとしない賞であった。
またこの当時は各賞受賞者には事前に知らされており、現在のような受賞者が涙を流すような場面は皆無であった。

それが大きく変わったのは1969年の第11回からである。
それまで日中だった時間を大晦日に変更、会場を帝国劇場に移し審査もその場で決定する方式になった。
これにより受賞者が涙を見せる場面が多く見られるようになり、視聴率も30%以上をキープできるようになったのである。
1985年、第27回からは会場を日本武道館に変更し舞台はさらに豪華なものとなった。
各民間放送でも日本レコード大賞のようなショーレース番組を放送し始め、まさに全盛期を迎えた。

それが変わったのは1980年代後半である。
歌謡曲離れやジャンルの分散化、また同時刻の他の番組出演の為受賞者の欠席などが重なり視聴率は徐々に下がっていったのである。
これを打開しようと、1990年から「歌謡曲・演歌部門」「ロック・ポップス部門」に分け視聴者からの投票によりレコード大賞を決定したり、他の賞は速報レコード大賞の中で発表するなど視聴率UPの為の策を試すが報われず、結局1993年には元の形式に戻した。
2004年、ついに会場を変更する。
その理由は、欠席者を減らすのが目的で「NHK紅白歌合戦会場であるNHKホールとの移動を楽にする」為であった。
また、賞取り合戦により音楽活動を不自由にしたくないなどの理由から受賞を辞退するアーティストも出てきて、日本レコード大賞の権威は大きく低下したのである。

2006年、ついに放送日を大晦日から12月30日に変更する。
出演者の他番組とのブッキングや単独ライブを行うアーティストの出場辞退を避けるための策であると同時に、格闘技などのスポーツ番組のほうが好調も理由の一つと言われている。

レコード大賞受賞一覧

第1回(1959年)
 黒い花びら | 水原弘

第2回(1960年)
 誰よりも君を愛す | 松尾和子,和田弘とマヒナスターズ

第3回(1961年)
 君恋し | フランク永井

第4回(1962年)
 いつでも夢を | 橋幸夫,吉永小百合

第5回(1963年)
 こんにちは赤ちゃん | 梓みちよ

第6回(1964年)
 愛と死を見つめて | 青山和子

第7回(1965年)
 柔 | 美空ひばり

第8回(1966年)
 霧氷 | 橋幸夫

第9回(1967年)
 ブルー・シャトー | ジャッキー吉川とブルーコメッツ

第10回(1968年)
 天使の誘惑 | 黛ジュン

第11回(1969年)
 いいじゃないのよ幸せならば | 佐良直美

第12回(1970年)
 今日でお別れ | 菅原洋一

第13回(1971年)
 また逢う日まで | 尾崎紀世彦

第14回(1972年)
 喝采 | ちあきなおみ

第15回(1973年)
 夜空 | 五木ひろし

第16回(1974年)
 襟裳岬 | 森進一

第17回(1975年)
 シクラメンのかほり | 布施明

第18回(1976年)
 北の宿から | 都はるみ

第19回(1977年)
 勝手にしやがれ | 沢田研二

第20回(1978年)
 UFO | ピンクレディ

第21回(1979年)
 魅せられて | ジュディ・オング

第22回(1980年)
 雨の慕情 | 八代亜紀

第23回(1981年)
 ルビーの指輪 | 寺尾聡

第24回(1982年)
 北酒場 | 細川たかし

第25回(1983年)
 矢切りの渡し | 細川たかし

第26回(1984年)
 長良川演歌 | 五木ひろし

第27回(1985年)
 ミ・アモーレ | 中森明菜

第28回(1986年)
 DESIRE | 中森明菜

第29回(1987年)
 愚か者 | 近藤真彦

第30回(1988年)
 パラダイス銀河 | 光GENJI

第31回(1989年)
 淋しい熱帯魚 | WINK

第32回(1990年)
 恋歌綴り | 堀内孝雄
 踊るポンポコリン | B・Bクイーンズ

第33回(1991年)
 北の大地 | 北島三郎
 愛は勝つ | KAN

第34回(1992年)
 女の海峡 | 大月みやこ
 君がいるだけで | 米米CLUB

第35回(1993年)
 無言坂 | 香西かおり

第36回(1994年)
 Inocent World | Mr.Children

第37回(1995年)
 Overnight Sensation | trf

第38回(1996年)
 Don't Wanna Cry | 安室奈美恵

第39回(1997年)
 CAN YOU CELEBRATE? | 安室奈美恵

第40回(1998年)
 wanna Be A dreammaker | globe

第41回(1999年)
 Winter、again | GLAY

第42回(2000年)
 TSUNAMI | サザンオールスターズ

第43回(2001年)
 Dearest | 浜崎あゆみ

第44回(2002年)
 Voyage | 浜崎あゆみ

第45回(2003年)
 No way to say | 浜崎あゆみ

第46回(2004年)
 Sign | Mr.Children

第47回(2005年)
 Butterfly | 倖田來未

第48回(2006年)
 一剣 | 氷川きよし

第49回(2007年)
 蕾 | コブクロ

第50回(2008年)
 Ti Amo | EXILE

第51回(2009年)
 Someday | EXILE

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